997から991への進化・・・
いろいろとありますが、やはり大きな変更はシャシです。
ホイールベースが10cm広がり、フロントのトレッドが5cm拡大しました。
フロントトレッドを拡大することにより、RRの弱点のテールハッピーさを克服するらしいです。
あと、911はこれまで拡大し続け、重量も増え続けていたのが、997から991で初めて軽量化がなされています。
スポーツカーは、F1に代表されるように、リアトレッドがフロントトレッドより大きいのが常でした。これは、リアタイアで駆動しフロントタイアは操舵のみの役割だったことに起因します。
これまで乗った、S2000も、987ボクスターSもリアトレッドの方が大きく、駐車するときに駐車場の線に運転席側を並行にすると微妙に斜めってしまうので、いつの間にか微妙なトレッド差を頭に入れて駐車する技術を習得しました。
991では、フロントの方が広いと思っていましたが・・・
実際はそうではありません。
右側を溝に真っ直ぐにすると、
左はやはりフロントの方がトレッド狭いです!
リアが305mmのタイア、フロントは245mmですので、トレッドがタイヤの中心線とすると、リアが広くなっても仕方ないんでしょうか?
一応、カタログ的には、トレッドは
フロント リア
カレラ 1530 1520
カレラ4 1530 1560
ですので、四駆のカレラでは後輪が3cm+タイア幅の3cmx2分、計9cm広いことが分かりました。