iPhone4とiPhone3のディスプレイ徹底比較評価!
「Retina display」なんとも魅惑的なネーミングです。
retina(網膜)なんて医学用語を商品にネーミングするところが素敵です。
SHARPあたりだったら、美彩ディスプレイとか彩密ディスプレイなんて名前をつけそうです(笑)
ところで、ヒトの視覚の認知力を超えたと言われる「960×640ピクセル 解像度326dpi」ですが、そう言われてもピンときません。
実際、老眼の僕がメガネを外して、目を凝らしてもドットは認識できませんでした。
まずは、マクロ(肉眼)での比較です。
iPhone3のホーム画面、2年前はこれでも感動したんですが・・・
♪今回の画像も全て拡大します。
iPhone4のホーム画面。確かにピクセルの認識ができません!
拡大していただくと、その差は歴然とします!
特に、「設定」アイコンのバックグラウンドを見ると良く分かります。
産経新聞の1面、柄の悪そうな本田君が帰ってきた記事です。
左がiPhone4、右がiPhone3です。
4では遠藤君のチョビヒゲまで認識できます。
iPhone3の解像度は「480x320」ですので、4倍ピクセル数の多いiPhone4が圧倒的にきれいなのは当たり前です。
画面の明るさも4の方が上ですが、白い画面は全体的に黄色っぽく見えます。
初期不良の尿漏れ液晶ではなさそうですが(笑)
次は、ミクロです。
フミノスケのベネッセの付録に付いてきた実体顕微鏡を用いて観察してみました。
昔で言うところの、「科学と学習」です。
この顕微鏡、なかなか優れものです。
僕が仕事で使っているルーペがx2.5なんですが、多分x4位の倍率です。
これで上端の時計部分を拡大してみると・・・
iPhone3
iPhone4
1の数字の縦部分が3は2ピクセル、4は4ピクセルで構成されているのが分かります。
当たり前ですが、単位あたりの構成ピクセルが4倍なのが分かりました!
画像では判別できませんが、実際にはマグニファイヤーを使えばピクセルの3原色が見えます。
iPhone4のソフトバンクの文字は、
とてもきれいです。
アルバム内の同じ画像を並べてみると、
「完売御礼」の文字がしっかりと認識できます。
上の産経新聞もそうですが、iPhone3のほうにはモアレが出ています。
肉眼では分かりません。
並べて取っているので、iPhone4のアンテナから干渉波が強力に出ているのでしょうか?
いずれにせよ、iPhone4のレチナディスプレイの高精細さは素晴らしいです。
液晶の生産が律速段階になって、生産に遅延が出ていることもうなずけました。
次は、ベンチマークテストをしてみましたので、その記事を・・・