先日、PCで「ポルシェ工場見学第2弾!」が開催されました。
第1弾はポルシェの卓越したシャシー性能がテーマでした。
第2弾のテーマは、「水平対向ボクサーエンジン」と「RR」です。
水平対向の利点は・・・
直列エンジンやV型エンジンに比べ、エンジン高を低くできる。
ピストンが互いに向き合っているのでカムシャフトの慣性エネルギーを最大限利用できる。(これに関してはロータリーエンジンが最も優れていますがw)
の2点につきます。
993までの空冷(油冷)エンジンに対し、補機類がたくさん付いた991の水冷エンジン!
ドライサンプにより、エンジンを稼動しながらグルグル360度回しても問題ないことを確認するテストが行われているのはポルシェだけだそうです。
ニュルをニュルニュル走った時のオイルの偏りを再現して、問題がないかテストしている様子です。
しかしながら、991ではインテークエアフィルターの交換ですらバンパーを外さないと出来なくなりました。
上の写真の黒いバッテンが、エンジンの重心の位置です。
911のエンジン重心の位置が、いかに低いかがよくわかります。
こうして、911の歴史や構造を学ぶことが出来る場を、販売者が行う環境はとても素晴らしいことだと思います!